「家族はつらいよ」を見て考えてしまいました

・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【「男はつらいよ」ではありません「家族はつらいよ」です】

熟年家族が迎える離婚の危機でした、長年連れ添った妻から突然「離婚届」を突き出され、これに記入してくださいと言われたらどうしましょう

「名匠・山田洋次監督が「男はつらいよ」シリーズ終了から約20年ぶりに手がけた喜劇。山田監督の「東京家族」で一家を演じた橋爪功、吉行和子、
　妻夫木聡、蒼井優ら8人のキャストが再結集して現代に生きる新たな一家に扮し、熟年夫婦の離婚騒動をめぐって織り成される人間模様を描く。
　結婚50年を目前に控えた平田夫妻。夫はもうすぐ誕生日を迎える妻にプレゼントを贈ろうと欲しいものを尋ねるが、
　その答えはなんと「離婚届」だった。突如として持ち上がった離婚話に、彼らの子どもたちは大慌て。
　すぐに家族会議が開かれることになるが、それぞれが抱えてきた不満が噴出してしまう。」

旦那様は頑固で意地っ張り、おまけにすぐ怒鳴って一方的に話して人の話を聞かない、このような経験は誰にでも経験があります、この映画を見て肝に銘じましょう

（喜劇だと思って安心していましたら心当たりがあるので笑えませんでした）



たぶん「それ見た事か！」とママは溜飲を下げた事でしょう


・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【横浜の映画館でママと一緒に見ました】

高齢化社会は進んでいます、若いころはお互いに仲の良かった夫婦も５０年近く暮らしていくとつい口もすべります、お互いの趣味も違っています
さらに子育てから彼女を取り囲んでネットワークを築いて、仲間を作ってきた人と仕事中心から管理職となって業務命令を発行して
お山の大将になってしまった人と決定的に溝は深くなっていきました
仕事をこなし、毎日せっせと仕事してお給料を運んで子育てや家を作ってやっとローンも心配事もなくなり、これから人生最後の第四コーナーを
回ってゴールを目指すとき、足元から崩れる危機が襲ってくるのです

（主人公の突然の入院により円満解決、ハッピーエンドですが、タイミングよく入院騒動がなかったらどうなった事でしょう）

現実には価値観の違いで簡単に離婚となってしまう不幸があると聞きます、子育て、互いの仕事、趣味の違い、親の介護や自分の介護も背負うことに
なると思うと５０年もたつと相手と距離が離れているのを痛感します