美深の夜はホタテが焼かれるいい匂いで過ぎて行きました

・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【猿払を出る時大阪のＴさんがホタテのスチロール箱を抱えていました】

ホタテは家族には送らないと言っていたのにどうした事でしょプか、帰り際にみんなと一緒に食べったかったと言ってました
僕は本日クッチャロ湖に泊まる予定ですが、急遽予定を変更して大阪のＩさんのホタテを追いかける事にしました
美深に着いて早速食べられるかな？と思っていましたら、今日はもう遅いのでホタテＢＢＱは明日やりますと告げられます

僕は二人で２０枚は食べられないと思って急いできたのに残念な待ちぼうけでした


・　　　　　　　　　　　　　　【翌日は待ち待ったホタテＢＢＱの開始です】

Ｔさんの車にはＢＢＱの道具や食材が全て揃っている「何でもドア」が備わっているのでした、ホタテを手にもって膨れている方を下にして
ナイフを貝柱に入れて上の蓋を剥がします、日本酒＋醤油のたれを作って貝の上に垂らしますと、貝から汁とたれが沸騰してきてホタテを包みます

（内臓の肝を捨てていましたが、酒を飲みながら食材を捨てる罪に苛まれて、これも焼いて食べるとお酒の酔いと相まってアワビの肝にも通じるようなお味でした）


・　　　　　　　　　　　　　　　【一体何日間連続で宴会をやってるのでしょうか】

翌日貝毒にやられて救急車かと思うと暗に相違して無事に生きていました、北のオフォーツクで育った貝は貝毒と無縁でありました
猿払以来宴会の連続です、去年までの孤独に過ごす道の駅生活とは全く違ってきました

濃い人間関係に接して僕も積極的に話ができるようになってきました


・　　　　　　　　　　　　　　【小さなコンロの炭が燃えだしました】

僕の炭起こし作業の段取りは「ど素人！」なのです、何べんも紙に火を点けますが火が消えると炭には火がついていません
見るに見かねて奥様がうちわを激しく仰ぐと紙の燃えカスが飛び地散りますが、炭に火が付くのです

（僕は全くアウトドア生活に向いていない不器用をあらためて知らされました）

三人でも２０枚のホタテは多すぎますし、さらに肉やタコの頭の食材を追加していますので、ビックバイクの人達にも食べて貰います