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Channel: しいたけ
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戦闘機乗りの物語ですが、トップガンとは違ってました

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・                         【トップガンみたいな戦闘機乗りの映画だと思ってました】

前半は戦闘機乗りのドイツ映画でした

「1965年夏、ケルンの百貨店の香水売り場で働くベッティは親友のヘルガと共に、バーでハリーとリッチーと知り合う。後日、
 ベッティとヘルガは郊外のヴッパー橋の上に呼び出される。不審に思うが、やがて橋の上空を2機のF-104が通過し、彼らが
 パイロットであることを知る。型破りで大胆なハリーに、ベッティはすっかり夢中になる。ハリーの飛行隊では、隊長の退職
(民航機への割愛)が決まっており、ハリーも有力な次期隊長候補者だった。
 ロックンロールにハンバーガーと、西ドイツにアメリカ文化が広まりつつあった中で、ハリーとベッティは恋に落ちる。
 デートの翌朝、ハリーは司令に呼び出され、ヴッパー橋の低空飛行を厳しく問い質され、次期隊長はハリーと犬猿の仲の
 ディーター・メルテンス大尉になったと告げられる。 」

前半はトップガンのストーリーでした、去年千歳の航空ショーでは10万馬力のエンジンを2個搭載しているモンスター戦闘機を見学でした

(鉄腕アトムが二人もいる迫力に驚いたものです)


・            【ロッキード製の戦闘機F104は262回も墜落してました】

アメリカの圧力で買わざるを得なかった敗戦国の宿命戦闘機のF104は262回も墜落して116名の未亡人を生んで、墜落の原因を調査するベッテイに
ドイツは当初フランスのミラージュ戦闘機を検討していたそうです、機種の変更による疑惑の中で疑獄事件に発展するかに見えます
日本でもありそうな構図ですし国防大臣の周辺から圧力が掛かりました、ベッテイは国から年金を受け取っている当初は非協力的な未亡人を
団結させてドイツ国内での裁判でなくロッキード社を訴えるべくアメリカに渡りました


・            【日本ではF104Jは問題になりませんでした】

ロッキード社との訴訟和解交渉も結果的には金銭面での勝利で、人命は地球より重しの責任の追及には至っていません、真相究明は闇の中で終わっています
外国では責任所在は結局金銭面での解決に置き換えられてしまうのですね、人には寿命もありますし、訴訟に勝っても亡くなったパイロットが
戻って来るわけではないのです、一定の所で現実的な解決で済むと思いますが、日韓の歴史問題は永久に解決しません、長い年月が掛かります

(真っ赤な朝日が上がって来ました、寝室からの位置がずれて太陽は向かいの林の中に入ったようです、木々の若葉を抜けてきますが
 季節の進行で若葉の影が濃くなってきました)



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