「ちび太」は僕のペットになりました！

・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【ペットとしては感情が全くないのです】

バイクですから仕方ありませんが、物言わないペットでも貴重な存在になっていまして、話しかけられます

（今の所車にくくりつけられていますが、そのうちに活躍してくれるはずです）

誰もいない深夜を出ます、深夜に出るとすぐ眠くなるのです、コンビニで仮眠を繰り返しながら走行です



那須へやって来ました、那須は昨年「ねぶた」で知り合った爺様が住んでいるのです


・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【JR：黒田原駅に到着です】

連絡をいれると朝早いのですが起きてくれました、駅で待っていると爺様がやってきました、「おひさしぶり」です、食事は作るから食べて行ってよ、
早朝ですし手土産もないので辞退していますと有無を言わずにお店に駈け込んで自宅のある敷地に誘導してくれました、国道２９４号線沿いにありますが、
駅からは絶対にいけませんので必死についていきました、爺様の自宅はすべて手作りで広大な敷地に一人で住んでいました、親子の縁もなく奥様もいないので若いガールフレンドがたまにやってきます

（聞けば７０ｋｍも離れた宇都宮からやって来るそうです）

爺様はずうっと運送業をやっていまして、会社も４つほど潰した経験もあるそうです、借金取りなんか恐れていたら何もできないよと平然としています
借金が不良債権化して不良債権を安く買いたたけば良いだけの事よ、何があったのかわかりませんが、相当苦労された事は事実のようです

（今は個人で１台の大型トラックを乗り回して優雅（仙人様のような）に暮らしていました、来年は彼女とラスベガスに行くと言ってました）



駅前にあった那須町の案内看板です


・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【爺様の所まではここから結構離れた森の中にありました】

通学時間ですから駅までお母さんが車で送ってくれる駅前風景を見て十分田舎なんだけれど、車が無ければ通学もできない都会的風景に何故かアンバランスを感じます

電車も来ませんから閑散とした駅前風景です


・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【人が減っていますから全国どこでも同じような風景です】

大動脈の東北本線の駅です、埼玉県を過ぎると田園風景になっていきます



那須→郡山→福島→米沢→山形を回って天童温泉の道の駅に入って来ました、６時を回っておりますのでここらで夜を過ごしましょう


・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【先着の土浦ナンバーさんの隣に駐車いたします】

早速ご挨拶です、「こんにちわ！」明るいご夫婦さんでした、旦那さんは運送業をやられていまして名刺代わりに電話メモを頂きます
僕の車を見て外車ですか？と聞いてきます、ハイエースですよ答えます、「ちび太」を見て感心していました、先着だけあってコンビニ、トイレ、飯処を
おしえて頂きました、引退生活を優雅に楽しんでいました、伊東のマリンタウンが本拠地です答えましたら、今度行きますから連絡くれるそうです

（旅の仲間は孤独を和らげてくれます）



見ると目の前には温泉足湯がありまして、お姉さん方も入っていますので仲良く話し込みます、仕事は夜勤があるので大変と話しています


・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【道の駅：天童温泉です】

一人のおじさんがやって来ました、月山を登って来たそうで歯医者さんです、子供を亡くされ寂しい人生に立ち向かっています、お酒が好きな方で僕にも勧めます
さら僕の車を見て入って来ました、車の中のお酒を飲んでもらいました、口の中を見せてこれは正しいインプラント治療だよと言って大口を確認していきました

（天童温泉の周りには１００円で入浴できる銭湯がありますし、温泉場も沢山あるそうです長期滞在するには良いのですが、僕は秋田からフェリーに乗るのです）