伊豆：峰温泉の大噴出を見てきました！

・　　　　　　　　　　　　　　【昔のように自然の大噴出ではありません】

噴出公園が整備されて黒板に何時に噴出と時刻迄明示されておりました、かつては東洋一だったそうです

峰温泉の大噴出

温泉の大噴出は遠く奈良時代にまで遡りますから有史以来だと思います、菖蒲やカキツバタが織り成す
当時は「花田の湯」と呼ばれていたそうです



「花田の湯」を再興を夢見て何回も篤志家が現れて荒廃した山里の伝説だけが天城路を越えて伝わりました


・　　　　　　　　　　　　　　　　【噴出のエネルギーは迫力あります】

大正となり稲葉時太郎という人が峰一帯を「花と温泉の里」にすべく、開発着手した所、４年後
大音響とともに大噴出が出現、今より高く５０ｍは舞い上がったと言われます
温泉発掘の苦労話が秘められていました



噴出の高さは３０ｍ、噴出したお湯がしぶきとなって観光の皆さんに降りかかりますが霧状ですから濡れるほどではありません


・　　　　　　　　　　　　　　　　　【今では一時間に1回位と噴出が予告されています】

傍らには「足湯」場もあってゆったり眺められます、お土産屋さんで卵を温泉卵にするコーナーもあって楽しめます
地場産品のポンカンを戴きました、オレンジのように甘いポンカンが一袋１３０円でした



温泉で入浴できない施設というと伊豆山の洞窟に「走り湯」という所がありまして、ここも足湯が備わっておりました


・　　　　　　　　　　　　　　【噴出構造が具体的に説明されています】

どちらも噴出する位湯量豊かなのですが、旅館やホテルはありますが立ち寄り温泉場所は少し遠くに離れてあります

（皆さんが憩える温泉場として立地は申し分ないと思います、足湯も良いですが服を脱いで入れる温泉のほうが魅力的です）



温泉自噴は魅力的なのですがメンテナンスしなければ自身の噴出物で詰まってしまうのです


・　　　　　　　　　　　　　　　【噴気する縦穴も析出物で詰まるのです】

地熱発電と同じで縦穴が析出物でつまるのが最大の悩みです、直径４０センチで掘られたパイプも
直径５センチにまり縮まって効率を下げてしまいます

（ここでもノミを使って定期的に掃除しているそうです）



もっと注目されても良いような気がします！



・　　　　　　　　　　　　　【東洋一の観光スポットに違いありません】

河津桜のついでに寄るような所ではありません、大噴出のしぶきを全身に浴びて温泉を感じてください!

温泉が自噴しているような所は少ないです！


・　　　　　　　　【大噴出に寄って得られる温泉が河津の町を潤します】

自噴する温泉は西伊豆の大沢温泉：「山の家」にあったような気がします、悠々樹林の中の素敵な温泉です
お風呂の底から適温のお湯がボコボコと泡と同時にを威勢よく吹き出しております、あれも管理された温泉でしょうか
自然に湧き出ているように見えます

「木の橋を渡って、正面が川に面した休憩室。露天風呂は建物の裏にある。休憩室で料金を払って
　裏手の脱衣小屋に入る。露天風呂は岩壁をそのまま利用した半天然の岩風呂だ。
　ちょっと前までは半混浴だったが、今は男女がしっかり区切られている。
　男女の仕切りの壁の底の方からゴボッ、ゴボッとすごい勢いでお湯が湧き上がってくる。
　完全なかけ流しだ。お湯に入るとけっこう深く腰まである。温度もちょうど良い。
　源泉そのままで適温の温泉はそうそうないのでとてもうれしい。お湯は無色透明。
　温泉らしい香りがほのかにある。なめてみると、ほとんど味がないが、わずかに石膏系の味があるかもしれない。
　源泉は大沢８号、泉質はカルシウム・ナトリウム−硫酸塩温泉、源泉の温度４７．３℃、
　ｐＨ＝８．６、成分総計１．１８７ｇ、自噴」

お湯は何時行っても綺麗だけれど清掃したり湯船を抜いたりする時はどうするのだろう
やはり最低限の湯を止める装置があるような気がしてなりません！いつか探求しようと思っています！

（と思いましても何度お風呂に行っても、僕は余りの気持ち良さについ「探究心」忘れてしい
　未だに仕組みは判っていません！自噴していると思ったほうがいいね）