・ 【富戸定置網の操業風景です】
大きな船にはクレーンが積んであって絞った網から魚を掬います、小さな船は網が絞った段階で御用済みです
(早めに港まで帰ってきます)
港まで来なくても網を上げて港に戻る時、それまで操業していた音がポンポンと静かに流れていて
エンジン音が急に高くなるのを聞き分ければ我が家からスッ飛んでけば船が港に入港してきます
夏場は良いのですが、冬場に港で船を待つのは寒くて辛いのです、エンジン音が聞こえる距離に我が家がある幸せを感じます
海は穏やかで定置網が操業中です、大漁だと漁師さんは喜びます、魚の価格は前日の伊東市場の相場です
従って、大漁であっても値段は直ぐに安くはなりません、たまにですが「わらさ」などの大型魚が大漁の時
お値段も安くしてくれます、伊東市場の規模は小さく、捕れ過ぎると値崩れしてしまうのです
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魚が安く買えるのは良い事ばかりではないのです、操業にはいろんな経費が掛かっています
(経費倒れになって漁師さんの生活だってやっていけません)
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・ 【最近行かなくなりました】
魚価のデフレではやって行けないのです、富戸定置網は適正価格で販売しています
従って安さのみを追求したい方は必ず相場表を見て買ってください、取り上げた魚は全部引き取らねばなりません
(一度バケツに入れたら戻すことはできません)
相場表は変化します、大量に揚る「いか」「かます」等は値動きが激しいので沢山買うときは要注意です
(勿論生きていますから鮮度は抜群です)
今日は港への帰還が遅れてます、小型の「くじら」などが掛かると網の中で暴れるので静かになるまで逃してあげるようで
時間が掛かって漁になりません、「イルカ」のような「くじら」でも捕って良い漁港は日本で限られています
日本はずっと以前から食用に鯨を捕ってきました、灯油代わりに鯨の油だけを捕って、肉を捨てて大量の鯨漁をやってきた
国々が現在、反捕鯨を唱えて運動しています、「白ナガス鯨」の尾の身一級品は食べらなくなりました
南氷洋の捕鯨に関しては規制を設けずに捕り放題でしたから捕鯨国の責任はあると思います、鯨1頭でいるだけで
沢山の水産資源も減っていきます、鯨も多すぎると弊害を起こします、限りある水産資源なんですがこうなると難しい
捕鯨国、反捕鯨国の争いは簡単に解決しません、北海道や天城では増えすぎた「鹿」による食害も問題になっています
アイルランドはIWC脱退です、ノルウエー産の鯨と日本近海の調査捕鯨で捕れる美味しいミンク鯨、沿岸捕鯨で捕れる
余り美味しいとは言えない「ツチクジラ」しか食べられません
(千葉県和田港は年間頭数が決められて操業しています、「くじらのたれ」という真っ黒な干物があります)
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北海道育ちの人が富戸で揚がる「するめイカ」は函館で捕れる「イカ」と違うよ!と言います
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・ 【今日は沖合いでの操業が長いです】
函館のは「イカ」の身が薄くて「イカソーメン」に加工出来て美味しいと申しておりました
同じ「するめイカ」に変わりはないと思います、大きくなれば身は厚くなりますが、刺身で食べる
活け「いか」は定置網でしか安く食べられません、まだ死後硬直していないグニャグニャですが
皮をはいでお刺身にしますと身は半透明でプラスチックのようですが、口の中でコリコリ踊って
醤油の味に「わさび」が絡みついて最高のお味となります
(これが「やりイカ」になりますとプラスチックでなく透明なガラス状になって大変美味しいのですが
逆にお値段が4倍になって庶民として手が出ません)
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値動きの激しくない、「ごまさば」「ソーダカツオ」「うまづらはぎ」などがお買い得です
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・ 【本当の「地魚」が食べられます】
魚は鮮度一番、調理法は二の次です、大きな「ごまさば」は夏場が旬とも思えます、脂が乗っていて「しめ鯖」にすると
最高ですし、「ソーダ」だって「本カツオ」に負けないお味の時があります、「ウマヅラ」さんは本カワハギと
変わらないほど「肝」に味があります、「ヤッパタ」と言って真っ黒な小型の「タチウオ」のようなお安い魚も
あって、姿は悪いですが焼いても良いし、骨きりしてお刺身にして食べると十分美味しいのです
昔は毎週のように行ってました、一人で裁いて一人で戴くお刺身は鮮度が抜群でも食事はいかんせん楽しくないのです
お客さんが来れば裁いて差し上げたいのですが一向にいらっしゃいません
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大きな船にはクレーンが積んであって絞った網から魚を掬います、小さな船は網が絞った段階で御用済みです
(早めに港まで帰ってきます)
港まで来なくても網を上げて港に戻る時、それまで操業していた音がポンポンと静かに流れていて
エンジン音が急に高くなるのを聞き分ければ我が家からスッ飛んでけば船が港に入港してきます
夏場は良いのですが、冬場に港で船を待つのは寒くて辛いのです、エンジン音が聞こえる距離に我が家がある幸せを感じます
海は穏やかで定置網が操業中です、大漁だと漁師さんは喜びます、魚の価格は前日の伊東市場の相場です
従って、大漁であっても値段は直ぐに安くはなりません、たまにですが「わらさ」などの大型魚が大漁の時
お値段も安くしてくれます、伊東市場の規模は小さく、捕れ過ぎると値崩れしてしまうのです


魚が安く買えるのは良い事ばかりではないのです、操業にはいろんな経費が掛かっています
(経費倒れになって漁師さんの生活だってやっていけません)

・ 【最近行かなくなりました】
魚価のデフレではやって行けないのです、富戸定置網は適正価格で販売しています
従って安さのみを追求したい方は必ず相場表を見て買ってください、取り上げた魚は全部引き取らねばなりません
(一度バケツに入れたら戻すことはできません)
相場表は変化します、大量に揚る「いか」「かます」等は値動きが激しいので沢山買うときは要注意です
(勿論生きていますから鮮度は抜群です)
今日は港への帰還が遅れてます、小型の「くじら」などが掛かると網の中で暴れるので静かになるまで逃してあげるようで
時間が掛かって漁になりません、「イルカ」のような「くじら」でも捕って良い漁港は日本で限られています
日本はずっと以前から食用に鯨を捕ってきました、灯油代わりに鯨の油だけを捕って、肉を捨てて大量の鯨漁をやってきた
国々が現在、反捕鯨を唱えて運動しています、「白ナガス鯨」の尾の身一級品は食べらなくなりました
南氷洋の捕鯨に関しては規制を設けずに捕り放題でしたから捕鯨国の責任はあると思います、鯨1頭でいるだけで
沢山の水産資源も減っていきます、鯨も多すぎると弊害を起こします、限りある水産資源なんですがこうなると難しい
捕鯨国、反捕鯨国の争いは簡単に解決しません、北海道や天城では増えすぎた「鹿」による食害も問題になっています
アイルランドはIWC脱退です、ノルウエー産の鯨と日本近海の調査捕鯨で捕れる美味しいミンク鯨、沿岸捕鯨で捕れる
余り美味しいとは言えない「ツチクジラ」しか食べられません
(千葉県和田港は年間頭数が決められて操業しています、「くじらのたれ」という真っ黒な干物があります)


北海道育ちの人が富戸で揚がる「するめイカ」は函館で捕れる「イカ」と違うよ!と言います

・ 【今日は沖合いでの操業が長いです】
函館のは「イカ」の身が薄くて「イカソーメン」に加工出来て美味しいと申しておりました
同じ「するめイカ」に変わりはないと思います、大きくなれば身は厚くなりますが、刺身で食べる
活け「いか」は定置網でしか安く食べられません、まだ死後硬直していないグニャグニャですが
皮をはいでお刺身にしますと身は半透明でプラスチックのようですが、口の中でコリコリ踊って
醤油の味に「わさび」が絡みついて最高のお味となります
(これが「やりイカ」になりますとプラスチックでなく透明なガラス状になって大変美味しいのですが
逆にお値段が4倍になって庶民として手が出ません)


値動きの激しくない、「ごまさば」「ソーダカツオ」「うまづらはぎ」などがお買い得です

・ 【本当の「地魚」が食べられます】
魚は鮮度一番、調理法は二の次です、大きな「ごまさば」は夏場が旬とも思えます、脂が乗っていて「しめ鯖」にすると
最高ですし、「ソーダ」だって「本カツオ」に負けないお味の時があります、「ウマヅラ」さんは本カワハギと
変わらないほど「肝」に味があります、「ヤッパタ」と言って真っ黒な小型の「タチウオ」のようなお安い魚も
あって、姿は悪いですが焼いても良いし、骨きりしてお刺身にして食べると十分美味しいのです
昔は毎週のように行ってました、一人で裁いて一人で戴くお刺身は鮮度が抜群でも食事はいかんせん楽しくないのです
お客さんが来れば裁いて差し上げたいのですが一向にいらっしゃいません

